【追記:2020/01/17】当記事は光ちゃ! ルーター(無線ルーター:ルーターモードとPPPoEクライアント)にまとめています。
 まずVPNとは何か?簡単に言えば、インターネットを通して、利用者との間に仮想的な通信トンネルを作り、その通信経路だけ、認証と暗号化を利用して、第三者が侵入する事が出来ないプライベートネットワークとなってる感じです。
 特に我々のように外で作業する時がありますが、フリーwifiしかない場合、VPN無しで作業すると、勝手に第三者が私のデータ(個人情報や会社のデータ等)を勝手に盗んだりする可能性があり、危ないですね。逆にウィルスを撒かれたら、信用が無くなります。また、犯罪行為の踏み台に利用される可能性もあります。

 本題に戻って、いよいよ無線ルーターの設定です。私のは前から持っている、VPNを実現してくれる WXR-1900DHP2<を使います。手で背面にある上のスイッチを"MANUAL"の方の押し、下のスイッチは"ROUTER"に押して、「Routerモード」にします。
無線ルーター背面
自動的にルーターが再起動します。
 再起動したら、このルーターの管理画面(初期はhttp://192.168.11.1/)にアクセスして、「詳細設定」ボタンをクリックします。
Buffaloルーター管理画面1
次の画面で左メニューから「Internet」をクリックし、IPアドレス取得方法を「PPPoEクライアント機能を使用する」を選択して、一番下の「設定」ボタンをクリックします。
Buffaloルーター管理画面2
自動的に再起動されます。
 続いて、左メニューから「PPPoE」をクリックして、真ん中にある「接続先の編集」ボタンをクリックします。
Buffaloルーター管理画面3
 次の画面で新しい接続先を下記のように設定して、④「新規追加」ボタンを押します。
①接続先名称:適当な名前をつけます。(例:SOFTBANKH)
②接続先ユーザ名:プロバイダーから送られてきたユーザ名(例;ソフトバンク光の場合は認証ID(S-ID))
③接続先パスワード:ププロバイダーから送られてきたパスワード(例;↑認証ID(S-ID)のパスワード)
Buffaloルーター管理画面4
既存接続先があった場合、今回の接続先と入れ替えるなら、⑤「OFF」ボタンを押して無効にします。
 もう1度、左メニューから「PPPoE」をクリックして、確認します。「デフォルトの接続先」と「IP Unnumbered使用時の接続先」が新規の接続先(ここではSOFTBANKH)になっていなければ、両方とも新接続先を選択して、「設定」ボタンを押します。
Buffaloルーター管理画面5

 最後に今まで設定した内容を確認してみます。左メニューから「ステータス」→「システム」をクリックして、以下になっているか?
・動作モード・・・ルーターモード
・IPアドレス取得方法・・・PPPoEクライアント機能を使用する
・接続先・・・今回、新規に作成した接続先(ここではSOFTBANKH)
OKであれば、接続状態は「通信中」になっているはずですw
Buffaloルーター管理画面6
 それから、下にあるグローバルIPアドレスをメモしておきましょう。

 設定ばかりになりましたが、実は以上の設定でVPNができてしまいましたw 次の記事で他のパソコンやiPadから接続できるようにVPNサーバの有効化と接続ユーザ名登録を書きます。